株主優待目的での株式購入のメリット、デメリット

銀行に定期預金を組んでもほとんど利子の期待できない昨今、かといってタンスの中に置いておいても一銭の得にもなりません。
そんなことから、最近はしばらく使う予定のないまとまったお金を投資に回す人が増えているようです。

個人投資家は株主優待の内容で選ぶ?

tousi
投資にもいろいろな手段がありますが、やはりできるだけリスクは抑えたいものですよね。
だから多くの人が株式投資を選んでいるようです。
株式投資には購入金額を少なくして高く売ることでその差益を得る売買益(キャピタルゲイン)に加えて、株を持っているだけで貰える配当や株式優待(インカムゲイン)の2つの楽しみがあります。
本格的に投資で儲けようという人はさておき、銀行に置いておくよりはマシといった考え方の個人投資家はこの株主優待を目当てに株の購入をする人も少なくありません。
中には、配当と株主優待の権利のついた最終日に株を買って、その翌日それを売ればリスクはほとんどなく配当金および株主優待が貰えるのではないかと考える人もいます。
しかし、株主が配当金と株主優待が貰えるのは周知の事実なので、株価自体がその権利込みの価格になっています。
つまり、1日で大きく値を落としてしまう可能性が否定できないというわけです。
もちろん値を下げないこともありますが、それは配当金や株主優待の影響ではなくニューヨーク市場や為替の影響と考えられます。
株主優待という制度は日本独特のもので海外ではほとんど見掛けません。
だから外国では株主優待の権利期日というのは関係を及ぼさないのですが、日本では配当金や株主優待だけをせしめようとしても上手くいかないでしょう。

どんな会社に投資するか

また、株主優待目当てでの投資にはメリットがあります。
もちろん株は投資でリスクが付きものですから、株価が下がれば当然損をしてしまいます。
だから、株主優待が魅力的な会社ほど株価に対する優待の比率が大きくなることを認識しておきましょう。
さらに株主優待は会社が任意で行なっているものなので、業績の悪化などで変更や廃止される可能性が充分にあります。
配当金の場合は株主総会での決議が必要となりますが、株主優待は内容の修正や変更は取締役会の決議だけで行なうことができるのです。
株主優待が人気の会社の場合、その内容が改悪されたなら株価自体に影響を及ぼす恐れもあります。
株式投資というのは本来株主優待を目的に行なうものではありません。
したがって、その会社の株式に対する姿勢や業績、さらには将来性も考えなければならないのです。
株主を大切にし、コミュニケーションを充分に行なっている会社かどうかを見極める必要があります。
株主を集めることを目的として一見魅力的な株主優待を始めたけれども、株価アップや株主数の拡大など当初の目的が達成されたら優待の内容を変更し悪化させるというケースもあるのです。
投資の基本は将来性です。
目先の株主優待の内容だけで投資していては後で泣きを見ることにもなりかねないのです。
こういった点をしっかり認識して株式投資を行なうようにしましょう。

ランキングでチェック

インターネット上にはさまざまな会社の株主優待の内容が掲載されています。
現在、上場企業の約4分の1であるおよそ1000社が何らかの株主優待を提供しています。
さらに、株主優待の内容によっていろいろなランキング付けを行なっているサイトもたくさんあります。
たとえば、持ち株数が多くなるほどお得な優待や主婦に人気の優待、長期保有で内容がグレードアップするものなどがあり、確かに主婦に人気の銘柄にはスーパーマーケットや食品会社などがランクインしており納得です。
もちろんANA格安航空券の優待のランキングもあるのですが、何とANAが航空会社系の中ではなく株主優待の総合ランキングで第1位に輝いているサイトもあります。
優待内容は、日本国内の片道1区間の運賃を50パーセント割引してもらえる株主優待券が3月末と9月末の年2回提供してもらえるのが主です。
この権利を得るためには1000株以上所有する必要があり、1000株以上で1枚、2000株以上で2枚、3000株以上で3枚となり、4000株以上は4枚にプラスして超過分2000枚ごとに1枚が追加されます。
さらに、10,000株以上は7枚プラス超過分4000株ごとに1枚といった変則な提供数となります。
運賃の割引以外に、国内外のパッケージツアーの購入代金の割引も適用されます。
やはり、日本最大級の国内線乗客数を誇る航空会社ということと普通運賃半額という点が人気の理由なのでしょう。

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